読んだもの · 2025/09/13
ジェーン・スー(2025)介護未満の父に起きたこと 新潮新書  日頃より勝手に身近に感じ絶大な信頼をおくスーさんの著書。  新書の出版が待ち遠しかった。今の私が抱えるテーマそのものでもあり、一気読みした。スーさんの課題解決モードにほれぼれすると同時に、お父様への配慮ある姿が印象に残った。そしてくすっと笑えるユーモアがそばにある。...
リチャード・A・スクーズ著 岡元彩子・馬場謙一共訳(2015)フロイトとアンナ・O 最初の精神分析は失敗したのか みすず書房  随分長い間積読してしまった。『眠れるアンナ・O』(ジェフリー・ディーヴァーの帯コメントと池田真紀子訳!期待大のミステリー)を読もうとしているところ、本書のことをふと思い出した。...

デボラ・ヴィナール著 上田勢子訳(2025)ガスライティングからの回復ー心理的支配から抜け出し、自分を取り戻すための7つのステップ 明石書店  2025年8月の日本トラウマティック・ストレス学会学術総会、明石書店ブースにて予約。学会特典かご厚意か少し早めに手元に届けてくださった。その節はありがとうございました。  原題は『GASLIGHTING A STEP-BY-STEP RECOVERY...
クリストファー・ボラス/デイヴィッド・サンダルソン著 筒井亮太/細井仁訳(2024)こころの秘密が脅かされるとき 心理臨床における守秘義務と倫理の問題 創元社...

読んだもの · 2025/08/11
 ロレッタ・ナポリオーニ(2024)著 佐久間裕美子訳※ 『編むことは力』岩波書店  イタリア出身のエコノミストであるロレッタ・ナポリオーニによる著作『編むことは力』再読。  私が時々通う編み物教室の先生とも、この書籍のことは時々話題にあがる(※ 本書付属のパターン訳は、西村知子先生)。...
読んだもの · 2025/08/08
 鴻巣友季子(2024)ギンガムチェックと塩漬けライム 翻訳家が読み解く海外文学 NHK出版  書籍名からして気持ちが上がる、翻訳家の著者による海外文学案内。その読み解きとプロによる名ガイド。普段わりとなんでも速読してしまいがちなのだが、この本は別。じっくり読んだ。...

読んだもの · 2025/08/07
岩尾俊兵(2024)世界は経営でできている 講談社現代新書  書籍名からいかにも経営もしくは経営学の新書と思いきや、くすくす笑いながら読みすすめられる令和冷笑体エッセイ。笑ってしまうだけではなく狡知の概念となってしまった経営を、本来的意味の「経営」に立ち戻らせてくれる読み物でもあった。...
学会・セミナー · 2025/08/02
 今年の日本トラウマティック・ストレス学会学術総会は『「当事者」と考えるトラウマティックストレスとレジリエンス』をテーマとしていた。  気づいた時にはプレコングレスの締切が終わっており、2日間の参加だったが密度の濃い時間となった(学会終了後オンデマンド配信あり)。...

読んだもの · 2025/08/02
 新しく開店したbookpond(白楽)さんにて購入のZINE。朱喜哲(2023)『バザールとクラブ』よはく舎。  『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』の第10章における課題感を、短い論文と解説からなるZINEとして公刊された本書。...
 バリー・L・ダンカン マーク・A・ハブル スコット・D・ミラー著 児島達美 日下伴子訳(2001)「治療不能」事例の心理療法-治療的現実に根ざした臨床の知- 金剛出版...

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