勅使河原真衣 著(2025)人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと 仕事にすべてを奪われないために知っておきたい能力主義という社会の仕組み KADOKAWA
届いて即、すごい勢いで読んだ書籍。以下ネタバレを含む書き散らかし気味の初読感想。もっと読み込める気がするので近いうちに再読するつもり。
さて本著、成功や成長をテーマに生きることについての丁寧な分析があり、自分の中の点と繋がる感覚があった。公平な視点で書かれ決めつけ感や息苦しさを感じない。あと、ノブリスオブリージュ(や他にも)私もそう思ってた!そのとおり!と笑って読ませていただく箇所も多々ある。
そして、本作を流れるテーマの1つは〝個人と社会の成熟について〟かな、と想像しつつ読み進めた(コラム3はまさにそこが論点)。自身の仕事(産業心理臨床的セラピーやカウンセリング)にも(特に個人の成熟という点から※1)どこか通ずるところがあった。
時代背景・定義づけにもよるだろうけれど、現代に生きる私たちが想像しやすい「いわゆる成功」は、他者軸・社会要請をも含む。本来、成功や成長ってとても個人的なもののはずとはっとする。
一方「成熟」は、わりに個人内軸・多層的なのかな。自分の成熟を目指す道もそれはそれで過酷。だからこそ協働。自身を探索し(ときに)苦しみあちこち寄り道しつつ周囲との関係性・協働ふくめ、結果的に熟していく。そういったプロセス・姿勢を大切に思い伴走することは、セラピー過程と重なる。
私自身も、どうせなら「いわゆる成功」ではなく成熟(mature/maturing ※2)を目指して生きたい。働くことに関しても同様。
と、ここまで勢いのまま感想を書きふと思ったが‥本作、手にする方に向けての冷静だが力強い自己存在全肯定本なのではなかろうか。(2025年12月5日)
※1 心理臨床の文脈では成功の定義づけは難しく、やはり成熟・プロセス指向になる。
※2 mature/maturing(成熟)について。私の属するコミュニティでは結構使われる語。本著の中では〝成熟という言い回しを聞かなくなったという声〟について書かれていた。私の居る集団に偏りがあるのかも?この部分、また同業者とも話してみよう。
届いて即、すごい勢いで読んだ書籍。以下ネタバレを含む書き散らかし気味の初読感想。もっと読み込める気がするので近いうちに再読するつもり。
さて本著、成功や成長をテーマに生きることについての丁寧な分析があり、自分の中の点と繋がる感覚があった。公平な視点で書かれ決めつけ感や息苦しさを感じない。あと、ノブリスオブリージュ(や他にも)私もそう思ってた!そのとおり!と笑って読ませていただく箇所も多々ある。
そして、本作を流れるテーマの1つは〝個人と社会の成熟について〟かな、と想像しつつ読み進めた(コラム3はまさにそこが論点)。自身の仕事(産業心理臨床的セラピーやカウンセリング)にも(特に個人の成熟という点から※1)どこか通ずるところがあった。
時代背景・定義づけにもよるだろうけれど、現代に生きる私たちが想像しやすい「いわゆる成功」は、他者軸・社会要請をも含む。本来、成功や成長ってとても個人的なもののはずとはっとする。
一方「成熟」は、わりに個人内軸・多層的なのかな。自分の成熟を目指す道もそれはそれで過酷。だからこそ協働。自身を探索し(ときに)苦しみあちこち寄り道しつつ周囲との関係性・協働ふくめ、結果的に熟していく。そういったプロセス・姿勢を大切に思い伴走することは、セラピー過程と重なる。
私自身も、どうせなら「いわゆる成功」ではなく成熟(mature/maturing ※2)を目指して生きたい。働くことに関しても同様。
と、ここまで勢いのまま感想を書きふと思ったが‥本作、手にする方に向けての冷静だが力強い自己存在全肯定本なのではなかろうか。(2025年12月5日)
※1 心理臨床の文脈では成功の定義づけは難しく、やはり成熟・プロセス指向になる。
※2 mature/maturing(成熟)について。私の属するコミュニティでは結構使われる語。本著の中では〝成熟という言い回しを聞かなくなったという声〟について書かれていた。私の居る集団に偏りがあるのかも?この部分、また同業者とも話してみよう。
