半島を後にコペンハーゲンに戻る。コペンハーゲンは街並み、美術館、図書館、と見るべき場所も多い。
今回は旅程とデンマーク王立バレエ団のジゼル初日公演が重なる幸運。バレエ好きとしては見逃せず、日本でネット事前予約していた(座席からの見え方が視認のうえ予約できる親切度、チケット購入は外国人にも簡単設計)。一階最後列を確保し結果大正解。舞台で踊るダンサーの呼吸音まで聞こえる距離感だった。王立劇場は観客含めて雰囲気がとても良い。
日本ではいくつかのバレエ団のジゼル公演を観てきたが、デンマーク王立バレエのジゼルはどれともひと味違う。お衣装も演出も目新しく感じられたし、自然で大人の空気感。
普段は一幕が劇的すぎてただただ圧倒されているが、本演出の心情描写は必要十分で胸にぐっときた。思わず涙が。プリンシパルWilma Giglio※の美しい表現も際立つ。また二幕でウィリ達が帰っていく合図の鐘、コペンハーゲンの街中でもよく耳にしたまさにその鐘の音色だったことも印象的だった。(2026年3月20日)
※配役に関して前情報はほぼなく、作品自体を楽しむのがこちら流なのかもしれない。日本では誰が主演か?もわりと重視される気もする。
キャストに関して何も把握せずに観たのだが、初日主演プリンシパルwilmaさんは個人的にも好きな表現タイプの方だった。日本人ダンサーtomoka kawazoeさんのキレのあるクリーンな踊りもすばらしかった。
観客は笑ったり賞賛したりがスマート。さらっとバレエ舞台を楽しむ加減も良いなあと思った。
(見た目のみの判断だが、アジア系の観客がほぼいなかったことには驚いた。)
